未來交創とはIntroduction

未来は人と人とが交わり創るもの

2019年2月27日に設立した「未來交創」の社名は、こんな考えから生まれたものです。人と人が交わり、意見を交換し意思を確認するためには、「ことば」が必要です。それは、言語・非言語に関わらず、人の意識、行動、判断などを変化させる「情報としてのことば」として、コミュニケーションしなくてはなりません。

ところが、それは容易なことではありません。自分の中にある、ことばにならないことばのタネ(内在することば)を見つけ、「情報としてのことば」にしなくてはならないからです。そして、これを自らがメディアとなって発信することによって、未来へのはじめの一歩となります。コミュニケーション・ファクトリー未來交創は「情報としてのことば」を引き出すお手伝いをしたいと考えています。

私たちは、ことばを持ってこの世に生を受けました。
生まれたばかりの子どもは、泣き声で自分の意思を伝えようとします。お母さん・お父さんは、泣き声という非言語なサインを「お腹がすいたのかな」「おしっこが出たのかな」などと、ことばに翻訳して理解しようとします。
私たちは、意思を伝えるものとして生まれ、それを受け止めるものとして生きています。

コンピューターの発達した時代になり、インターネットを介して誰とでもつながれる時代になりました。一方で、コミュニケーションに不安を抱える社会でもあります。伝えるツールは手にしたものの、そこに託すことばが見つからない。
嬉しい、楽しい、つらい、悲しい、といった短く表現されたことばの奥には、たくさんの思いがあるはずなのに、それをことばにして伝えられない。

それは、
▷幼稚園・小学校受験を抱えている保護者が、子どもの長所をうまくことばに表わせない。
▷大学受験を控えた高校生が、ポートフォリオを書けない。
▷就活を控えた大学生がエントリーシート(ES)で、自分の何を伝えればいいのかがわからない。
▷会社生活のなかでうまく企画書が書けない、昇進試験の論文でつまずく、コミュニケーションに悩む。
▷シニアになって残したいことばが見つけられない。

など、さまざまな人生のシーンに見いだすことができます。
これからは、組織の中にあっても個としての意見を持つべき時代となります。個として立つには、自らがメディアになって「情報としてのことば」を紡がなくてはなりません。

ことばとの距離を少し近づけ、ことばを味方にできれば、人生は豊かなものになります。しかし「情報としてのことば」を引き出すのは、そう簡単ではありません。自問自答を繰り返しても、内在することばは、奥へ奥へと潜り込んでしまいます。その時に、気づきを与えてくれるコーチが必要になります。

代表の前田安正は、新聞社の校閲部門に所属しながら、十数年にわたり、ことばに関するコラムやエッセイなどを毎週、紙面に書いてきました。
発行部数約10万部の『マジ文章書けないんだけど』(大和書房)、約6万部の『きっちり!恥ずかしくない!文章が書ける』(すばる舎/朝日文庫)など、文章の書き方やことばに関する書籍も数多く出版しています。

また、延べ50を超える企業・自治体などで、広報・文章研修に出講し、昇進試験の論文指導などに携わっています。起業を考えているエージェントなどの、ビジョン作成の支援も手掛けています。
さらに、500人ほどの大学生にキャリア講座などで、就活に対しての考え方やESの書き方を伝え、幼稚園・小学校受験を目指す保護者には願書の添削・指導をするなど、豊富な経験と実績を備えています。

これらを基に、代表の前田は個の中に内在することばを引き出し「情報としてのことば」にしていくメソッドをつくり、「ことばで未来の扉を開くビジョンクリエイター」として活動しています。コミュニケーション・ファクトリー未來交創はこのメソッドを通して、あなたの未来の扉を開くお手伝いをします。

代表取締役President

まえやすまさ

ペンネーム わらさくらひと

【プロフィール】

早稲田大学卒業、事業構想大学院大学修了
1982年朝日新聞社入社、名古屋編集センター長補佐、大阪校閲センターマネジャー、用語幹事、東京校閲センター長、編集担当補佐兼経営企画担当補佐などを経て、2016~2020年朝日新聞メディアプロダクション校閲事業部長。 
「漢字んな話」「漢話字典」「ことばのたまゆら」「あのとき」など、十数年にわたり朝日新聞に漢字や日本語に関するコラムやエッセイを毎週連載。
「自らがメディアになる」をテーマに、2019年コミュニケーション・ファクトリー 未來交創株式会社を立ち上げる。単にわかりやすい文章の書き方だけでなく、ことばとの距離を近づけ、自らと対話し人生を豊かにする方法を伝えている。
ペンネーム・冨士原櫻人でエッセイやコラムを執筆。

【主な講演実績・著作など】

●自治体研修
東京都特別区職員研修、東京都市町村職員研修、千葉県行政広報研修、全国町村議会議長会研修、新潟県・山梨県・島根県町村議会議長会研修、神戸市職員研修など
●企業研修
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 広報研修
ウシオ電機株式会社 広報研修
経団連事業サービス主催 社内報実務研修など
●連載・執筆
日本漢字能力検定「漢字Café 漢字の字源」「TEACHannel 文章の書き方」
マガジン・マガジン「絶品漢字堂 on 前田安正の漢字小咄」
●著作
『マジ文章書けないんだけど』(2021年6月現在9万7000部、大和書房:2017年/19年・台湾で翻訳出版)
『きっちり!恥ずかしくない!文章が書ける』(6万部、すばる舎:2013年/19年・韓国で翻訳出版/20年・朝日文庫)
『クレオとパトラのなんでナンデさくぶん』(大和書房:2018年/中国で翻訳出版予定)
『ほめ本』(ぱる出版:2020年)
『マスコミ用語担当者がつくった 使える!用字用語辞典』(共著・三省堂:2020年)

講演実績、メディア出演、連載・執筆、著作の詳細はプロフィールページをご覧ください。

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マジ文章書けないんだけど~朝日新聞ベテラン校閲記者が教える一生モノの文章術~

マジ文章書けないんだけど

どんな場面でも使える一生モノの文章力が身につく!

「まえがき」

 胸を張って、文章を書くのが得意だと言える人は、ほとんどいないのではないでしょうか。少なくともこの本を手に取ったあなたは、文章を書くことに対してわずかながら苦手意識を持っているのだと思います。  この本は、そういう皆さんに向けて書いたものです。メール、手紙、稟議書(りんぎしょ)、企画書…社会に出ると、想像以上に文章に関わる機会が増えます。「いまはパワーポイントで説明すればいいんだから、文章なんて書けなくても大丈夫だ」という声もあるでしょう。しかし、そのパワーポイント…

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2.取材・著述活動を通して個人情報を取得する際には、著述の本来の使命を踏まえつつ、適正な手段をとるように努めます。また、取得した個人情報(個人データ)については、著述目的の達成に必要な範囲内において、正確かつ最新の内容に保つよう努め,不必要となった場合は適切な方法で廃棄します。

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