「ことばのたまゆら」8. ゾーン
スポーツの世界でよく耳にする「ゾーン」。アカデミックなことばではないそうですが、かつての大リーガー、テッド・ウィリアムズも使っていたというから、かなり前からのことばのようです。単なる集中力とは違う要素がそこにあるのかどう
前田安正オフィシャルサイト|文章コンサルティングファーム 未來交創
スポーツの世界でよく耳にする「ゾーン」。アカデミックなことばではないそうですが、かつての大リーガー、テッド・ウィリアムズも使っていたというから、かなり前からのことばのようです。単なる集中力とは違う要素がそこにあるのかどう
7回目の「ことばぼたまゆら」は「しんどみが深い」。「しんどい+み=しんどみ」「眠い+み=眠みみ」というように、なんにでも「み」をつける。そうすると切迫感や深刻さが薄まるというのだが……
今回の「ことばのたまゆら」は「マジ卍」。卍は寺院を表す記号ですが、立派な漢字でもあります。卍がなぜ「イェーイ」になったり「ウエーイ」になったりするのか。それは謎です。でも、そうやってことば遊びから新しいことばの概念が生ま
SNSでのことばがドンドン省略されていく。「了解」が「りょ」そして「り」。 仲間内だけで生きていることばは、開かれた世界には通じない。それでも、チャットにおいては手軽さが一番なのです。
「ことばのたまゆら」第4回は「LINEで話す」。これはマジ文caféの1回目に書いたのですが、改めて新聞用にまとめました。LINE本社にも取材に行ってきました。その詳細は次回から3回に分けて報告します。今回は、その前振り
http://www.kanjicafe.jp/detail/7928.html 「虫」とその旧字体「蟲」は、本来別の意味を持っていたようです。腹の虫が治まらない、疳の虫、虫の居所が悪い……いろいろな場面で「虫」が登場し
「ことばのたまゆら」3回目は、「お若いですね」。こう言われて喜んでいるあなた。この台詞、若い人には使わないってことを知っていましたか?なんて……。でも、素直に人生を受け入れることも大切なんだという人生訓?で
「ことばのたまゆら」第2回は「一瞬いいですか?」の「一瞬」について。一瞬っていう時間はあるのか、なんていうことを考えてみました。19世紀以前のヨーロッパでは、ブタの膀胱に顔料・絵の具を入れていたので、外に持ち出せません
4月4日から朝日新聞水曜夕刊で始まった連載コラム「ことばのたまゆら」を担当。移りゆくことばを探訪するシリーズ。第1回は「チンする」。レンジで温めることを「チンする」とか「レンチン」なんて言っていませんか。実は、新しい
「最近、彼女とはLINEでしか話してないからなあ」 電車を待っているホームで、耳に飛び込んできた会話の一節。LINEも電話機能があるので、そのことを言っているのかと思いきや、 「いまLINEしてみるわ」 と、スマホを