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マジ文章書けないんだけど~朝日新聞ベテラン校閲記者が教える一生モノの文章術~

マジ文章書けないんだけど

どんな場面でも使える一生モノの文章力が身につく!

「まえがき」

 胸を張って、文章を書くのが得意だと言える人は、ほとんどいないのではないでしょうか。少なくともこの本を手に取ったあなたは、文章を書くことに対してわずかながら苦手意識を持っているのだと思います。  この本は、そういう皆さんに向けて書いたものです。メール、手紙、稟議書(りんぎしょ)、企画書…社会に出ると、想像以上に文章に関わる機会が増えます。「いまはパワーポイントで説明すればいいんだから、文章なんて書けなくても大丈夫だ」という声もあるでしょう。しかし、そのパワーポイント…

3行しか書けない人のための文章教室

3行しか書けない人のための文章教室

LINE、ツイッター、フェイスブックに慣れて…3行書くのがやっとな人でも、“長い文章”がすらすら書ける!朝日新聞ベテラン校閲記者が教える、すぐに使える「書き方」の基本。

「まえがき」から一部抜粋

 本書は、文章を書くときに「どこから手を付けていいのかわからない」「せいぜい3行くらいしか書けない」という方を対象に書き下ろしました。「文章を書くことは簡単だ」というつもりはありません。日本語を母国語にして何年も生活してきているのに、文章を書くことがなぜこんなに難しいことだと感じるのでしょう。

 それは、文章を書く訓練をしていないからです。学校…

常識として知っておきたい正しい日本語の練習

正しい日本語の練習

うっかり間違えやすい日本語の本来の意味と使い方がスッキリわかる。

「まえがき」から一部抜粋

 言葉は時代とともに変化します。平安文学などに見られる「をかし」という古語は、現代ではニュアンスを変えて「おかしい」という形で残っています。一方、夏目漱石ら近代文学における言葉遣いは、すでに古典の域に入りつつあります。いま、インターネット環境のなかで新しい言葉が生まれ、瞬く間に拡散していく時代です。私たちは変化する言葉の速さに翻弄されていると言ってもいいのかもしれません。

 毎年、文化庁の「国語に関する世論調査」が話題になります。慣用句…

朝日新聞校閲センター長が絶対に見逃さない間違えやすい日本語

間違えやすい日本語

言葉の番人が見過ごさない!厳選340語。漢字・慣用句・四字熟語から文章添削まで、正しい「読み方」「書き方」「使い方」を仕事にも活かす!

「まえがき」から一部抜粋

 言葉は時代とともに変化する。本来の意味や使い方から外れたものが定着すると、それは新しい概念を持った言葉となる。平安時代の言葉が、意味を変えて現代に生き残っている例は多々ある。一方、明治時代の文学はすでに古典の仲間入りをしている。我々はそんな時代を生きている。

 「汚名挽回」は「汚名返上」と「名誉挽回」が混同され、定着しつつある言葉だ。辞書や解説書などには「汚名を返上して、…

「なぜ」と「どうして」を押さえてしっかり!まとまった!
文章を書く

しっかり!まとまった!<br />文章を書く

作文、リポート、報告書、ブログ、どんな文章も簡単に書ける!短くしか書けない人の文章術。

「はじめに」から一部抜粋

 本書は主に、「読み手に伝えたいことを、どう書けばいいのかわからない」「文章を書き進める方法がわからない」「何かを書けと言われても、そもそも書くべきことが見つからない」という皆さんを対象に書き下ろしたものです。

 学校での作文・リポート、就職時のエントリーシート、会社での企画書や報告書など、文章を書かなければならない機会は想像以上に多いものです。さらに、自分史を書きたいと思っている方もいらっしゃるでしょう。

「言葉の仕組み」と「助詞の使い方」がわかればきっちり!恥ずかしくない!
文章が書ける

きっちり!恥ずかしくない!<br />文章が書ける

「正しく」書くための基本がすべてわかる!

「はじめに」から一部抜粋

 文法を意識しながら文を書く人は、まずいない。文法が分からなくても文は書けるし、たとえ文法が分かっていたとしても、それだけで名文が書けるわけでもない。

 そもそも、言葉は文法より先に成立していた。その言葉を整理・分類したものが文法なのだ。だから日常生活で、文法を意識する場面はほとんどない。文法はせいぜい外国語を学ぶための手段としてしか認識されない。そのせいか、僕たちは日本語文法より英文法の方が詳しかったりする。

 僕は新聞社の校閲という部署に身を置いて30…

漢字んな話2

漢字んな話2

ひとつ上いく漢字入門 落語で100話。

「おわりに」から一部抜粋

 8月、肌を焦がす眩(まばゆ)い太陽の下、山や海に遊び、見知らぬ町を旅し、僕たちはわずかばかりの休暇を楽しみ、夏の思い出をつくる。しかし、と思うのだ。6日・広島原爆忌、9日・長崎原爆忌、12日・日航機墜落事故、15日・終戦記念日、そしてお盆。光が強ければ強いほど、その対極にある世界は、姿を鮮明にするということなのか。8月はまた、死者と向き合うときでもある。そして今年……。

 3月11日に発生した東日本大震災は、想定外の津波被害と原発事故を引き起こし、戦後日本が築いてきたはずの「安全…

漢字んな話

漢字んな話

漢字のウンチク落語で100話。読んで笑って漢字がわかる。

「はじめに」から一部抜粋

 夏空にモクモクそびえ立つ入道雲、耳の中で花火が炸裂したようにジリジリと蝉が鳴き交う裏山。僕はランニングに半ズボン、ゴムサンダル姿で、虫取り網を持って裏山探検に出かけた。頭のてっぺんから汗を流し、あちこち蚊に食われ、蝉におしっこをかけられ、オオカマキリに睨み付けられ、長いアリの行列に見とれていた。

 いつの間にか辺りは暗くなり、昼間あれほどたくましく思えた木々が、黒服の魔術師に姿を変えていた。僕は急に心細くなり、半べそをかきながら、それでも虫取り網…